ローソン、26年入社からAI面接を導入
大手コンビニチェーンの株式会社ローソンが、入社試験にAIの導入を予定しているという。26年入社の新卒採用に向け、面接試験でAIを活用する見通しだ。
一次面接をAIが担当
株式会社ローソンがAIの導入を予定しているのは、2026年4月に入社する新卒採用の一次試験だ。
学生とAIが、30分から50分程度のオンライン面接を行なう。
AIは、学生から提出されたエントリーシートをもとに質問を作成する。気になる合否は、従来通り複数回の面接の結果から判定される。AIが合否を出すわけではないが、分析結果などは選考材料となるようだ。
機会創出と強みの顕在化へ
AI導入のメリットは、主に2つある。
ひとつは、学生が採用試験を受ける機会を増やせる点。
AIなら時間や場所に関係なくオンライン面接ができるため、スケジュールが調整しやすく、海外の学生も受験しやすい。ローソンとしても、国内外を問わず優秀な人材と出会える機会を増やせる。
もうひとつは、学生の長所を効率よく明らかにできる点だ。
AIによって迅速に学生の情報を分析できるうえ、人間の主観を抜きにした客観的な強みを知ったうえで選考ができる。企業側の採用活動を効率化するだけでなく、学生にとってもフェアな選考が期待できそうだ。
会社名 | 株式会社ローソン |
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代表者名 | 竹増 貞信(代表取締役社長) |
事業内容 | コンビニエンスストア「ローソン」のフランチャイズチェーン展開 |
所在地 | 東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー |
設立 | 1975年4月15日 |
従業員数 | https://www.lawson.co.jp/ |