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若手管理職に調査「Z世代社員との関わり方」とは

人事評価制度の構築・クラウド化に取り組む株式会社あしたのチームが、30代以下の若手管理職を対象に調査を行なった。近年、多くの企業で課題となっている「Z世代社員との関わり方」に焦点を当て、調査結果を発表している。

若手管理職に聞く、部下との関わり方

本調査は、国内中小企業の課題と実態を把握するために行なわれた。調査対象となったのは、30代以下で管理職2~3年目の男女だ。Z世代に近い年代の彼らに、部下との関わり方に関する実態や悩みを聞くことで、若い世代と向き合うヒントを探る。

調査概要

【調査方法】 インターネット調査。※Z世代の目安は27歳以下とする。
【調査対象】 全国の企業に勤める30歳以下の正社員男女、部下のマネジメント経験が2年以上4年未満で、直接マネジメントする部下が2名以上いる方
【回答数】 216サンプル(男性:143人、女性:73人)
【調査実施日】 2024年7月10日(水)~15日(月)

Z世代社員のやる気を引き出すには?

世代の変化に伴い、“飲みニケーション” をはじめとするコミュニケーション方法が時代遅れとされつつある。 そんななか、部下のやる気を引き出すにはどうするのがベストなのか。

若手管理職は「Z世代社員のやる気を引き出すのに有効だと思うこと」という質問に対し、49.1%が「褒めて自信を持たせる」と回答した。次いで「『期待している』と励ます」が41.2%、「確実にこなせる難易度の仕事を与える」が40.7%となった。ポジティブな声掛けを意識する傾向が高まっているようだ。 反対に、「NGだと思うコミュニケーションの取り方」に関しては、「叱る」「仕事とプライベートを混同する」といった回答が多くなった。 部下との距離を詰めようと飲み会を開いたり、私生活について聞いたりするのは、仕事とプライベートをきちんと分ける価値観の定着したZ世代社員には逆効果と言える。

性別によるマネジメントの難しさが課題に

課題が浮き彫りになったのは「部下の性別によりマネジメントの難しさに違いがあるか」という質問。 男女どちらの若手管理職も、7割以上がそう思う・ややそう思うと回答した。 具体的には「言葉遣い」「距離感」「男女の感じ方の違い」などが挙がっている。このことから、性別によってマネジメント方法を変えるというよりも、個々の特性を見極めた細やかな接し方を意識していることが明らかになった。

会社名 株式会社あしたのチーム
代表者名 赤羽 博行(代表取締役社長CEO)
事業内容 人事評価制度の構築・運用「あしたのチーム®」 人事評価クラウド「あしたのクラウド® HR」 1on1コーチング「あしたのコーチ™」 パフォーマンスマネジメントプラットフォーム「Cateras™」
所在地 東京都中央区銀座6-10-1
設立 2008年9月25日
URL https://www.ashita-team.com/

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