法人向けChatGPT「ChatSence」がSlackと連携
株式会社ナレッジセンスが提供する法人向けChatGPTサービス「ChatSence」が、チャットサービス「Slack」との連携機能をリリースした。AIがSlackでのやり取りなどを学習し、自社データに基づいた回答をしてくれる。
RAG機能の運用コスト軽減へ

業務効率化に向け、生成AIを導入する企業が増えており、中でもChatGPTに社内データを学習させて運用する「RAG機能」が人気だ。しかし、RAG機能は回答精度の低さや、データを最新に保つコストが課題となっていた。
これを改善するため、2025年5月1日(木)に、ChatSenceとSlackとの連携機能がリリースされた。
最新のデータに基づき参照元とともに回答

ChatSenceの「追加学習機能」を活用しSlackと連携することで、AIがチャットの内容を学習する。Slackでの会話データをもとに、回答を得られるようになる。
また、一度連携すればAIが自動でアップデートされるため、RAGの更新作業を省ける点も魅力だ。

さらにChatGPTにはない機能として、回答のソースを確認することができる。これにより、AIが間違った回答を出力してしまうハルシネーション対策が可能だ。
会社名 | 株式会社ナレッジセンス |
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代表者名 | 門脇 敦司(代表取締役CEO) |
事業内容 | 「ChatSense」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営等 |
所在地 | 東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階 |
設立 | 2019年4月10日 |
URL | https://knowledgesense.jp/ |