謎解きで学ぶダイバーシティ研修など提供、株式会社ライズ＆プレイ

2025年5月、兵庫県で株式会社ライズ＆プレイが設立した。障がいやダイバーシティなどについて、謎解きを通して学べる企業研修を展開する。

設立背景

株式会社ライズ＆プレイは、前身となる合同会社ブラインドライターズでの取り組みから生まれた。
ブラインドライターズでは障がいのあるスタッフを積極的に採用したものの、社会の不理解や未発達なバリアフリーが課題となった。
そこで“遊び”をキーワードに、ダイバーシティや障がいへの理解とバリアフリーを促進しようと、株式会社ライズ＆プレイが設立されたという。

提供サービス

謎解きで学ぶダイバーシティ研修

提供サービスは、おもに2つだ。ひとつは、謎解きを通してダイバーシティについて学ぶ企業向け研修。視覚や聴覚を遮断し、障がいを疑似体験しながら仲間と謎解きを行なう。
同社は研修を通し、ダイバーシティ（多様性）・Equity （公平性）・ Inclusion （包括性）の重要性を伝えたいとしている。

バリアフリーな謎解き、脱出ゲーム、ボードゲーム

近年人気の謎解きやボードゲームを、バリアフリー化する取り組みも進めるという。第一弾企画として、「デコどうぶつしょうぎ」のクラウドファンディングが行なわれる。
どうぶつしょうぎをラインストーンなどでデコレーションすることで凹凸をつけ、目の不自由な人でも遊べるようにする取り組みだ。研修やボードゲームの開発には専門家が携わり、当事者の監修のもと進められるという。