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2025年3月期決算が発表

2024年4月1日から2025年3月31日まで、1年間の業績を取りまとめた「3月期決算(連結業績)」が各社から発表された。
本記事では、航空・鉄道・大手商社の業績をまとめて紹介する。

航空2社は過去最高額を記録

日本航空(JAL)グループの売上収益は、前年比12%増額の1兆8,440億円となった。同グループが2012年に再上場してから、最高の売り上げを記録している。
同じく航空大手のANAホールディングスでは、過去最高となる2兆2,618億円を記録した。特に2024年から2025年にかけて就航した、羽田から欧州3都市を結ぶ路線をはじめ、国際線が好調だという。

JR各社も好調

全国で鉄道事業を展開するJRは、東日本・西日本・東海のすべてで増収駅となった。JR東日本の売上高は2兆8,875億円で、前期比5.8%増加した。同社は業績が上がった要因として、鉄道の利用が増えたことやエキナカ店舗の売上増を挙げている。

JR西日本の売上高は、前期比4.5%増加した1兆7,079億円。東日本と同じく、鉄道利用が好調だという。
また、JR東海は前期比7.1%と業績を伸ばし、1兆8,318億円を記録した。この背景として、同社は東海道新幹線の利用者増に伴い、エキナカ店舗の売上も増えたことなどを挙げている。

大手商社では伊藤忠・住友が増収

伊藤忠商事株式会社では、収益(売上高)が14兆7,242億円となった。前年比4.9%増加で、過去最高記録を更新している。
同じく住友商事株式会社でも、前年比5.5%の増収となった。収益は7兆2,921億円で、不動産事業や運送期のリース事業が好調だという。
一方で、三菱商事株式会社の収益は18兆6,176憶円で、前年比4.9%の減収。金属資源の価格下落や、地球環境エネルギー事業の不振が響いた。

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