マイファーム、新たなコンセプトで貸し農園事業をリブランディング

農業ソーシャルベンチャーのマイファームが、貸し農園事業「体験農園マイファーム」をリブランディングした。新コンセプト「農×私らしさ」のもと、単なる野菜作りにとどまらない、自己実現の場を提供する。

貸し農園の新たなコンセプト「農×私らしさ」

貸し農園は、都市部での自然との触れ合いや食への意識向上を目的に、株式会社マイファームが2007年の創業時から続けてきた事業だ。 当初は「気軽に野菜づくりを楽しむ」がコンセプトだったが、「農業を通じた自己実現を図りたい」という利用者の声を受け、リブランディングに乗り出した。 新たなコンセプトは「農×私らしさ」。自己実現を叶える次世代型の貸し農園を目指し、WEBサイトもリニューアルされた。
リニューアルサイト：「体験農園マイファーム」WEBサイト

5つの自己実現パターンと「グリーン未来活動」

貸し農園での自己実現５パターンとユーザーボイス

マイファームの次世代型貸し農園は、顧客調査をもとに「味わう・健康になる・学ぶ・繋がる・くつろぐ」と、5つの「私らしさ」を提案している。 新鮮な野菜の収穫と調理を楽しむ「味わう」、畑での活動を通じて健康増進を図る「健やかになる」など、個々のニーズに合わせた自己実現が可能だ。

10年後の貸し農園×都市×自然環境の繋がりを描いた未来図

さらに、5つの自己実現パターンに共通する「都市の中の自然」というキーワードを軸に、「グリーン未来活動」も開始する。特に注目すべきは、都市農地を一時避難場所として活用する、防災への取り組みだ。 野菜づくりを通じた自己実現や、社会課題の解決といった次のステップへと踏み出した「体験農園マイファーム」。利用者それぞれの「私らしさ」を追求しながら、自産自消のできる社会を目指す。