UUUM、性的マイノリティへの取り組み評価指標で「ブロンズ」認定

数々の有名YouTuberが所属するUUUM株式会社では、従業員のダイバーシティ推進に力を入れている。同社の取り組みが、「PRIDE指標2024」でブロンズ認証を獲得した。

UUUMによるダイバーシティ推進の取り組み

UUUM株式会社では「誰もがUUUMで働くことにやりがいを感じてイキイキと働くことができる環境」を目指している。
従業員の多様性や、それぞれのバックグラウンドに合わせた柔軟な働き方への理解を促すため、研修が実施された。
またLGBTQ+をはじめとする性的マイノリティについて考えるため、映画上映会や図書コーナーの設置、社内での推進POPの設置などを行なったという。従業員が基本的な知識をつけるだけでなく、「もっと知らなくては」という課題意識をもつよう促した。

「PRIDE指標」とは

「PRIDE指標」は、性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援するwork with Prideが、2016年に策定した。企業や団体の性的マイノリティに関する取り組みを評価する、日本初の指標だ。
評価は5つの指標によって行なわれる。内容は性的マイノリティに関する方針の明文化と公表、従業員が意見を言える機会の提供、啓発活動などだ。すべての指標を満たすとゴールド、4点でシルバー、3点でブロンズの認証を得られる。
PRIDE指標への応募数は年々増えており、2024年は企業・団体・自治体を合わせて463件と、過去最大数となった。