新幹線での荷物輸送サービスが開始、法人向けで即日配送も

西日本旅客鉄道株式会社（JR西日本）が、2025年7月1日（火）から、法人を対象とした荷物輸送サービスを開始する。
山陽新幹線が停車する新大阪・広島・博多の駅間で、当日受付・即日配送が可能となる。

荷物輸送サービス「荷もっシュッ！」

2025年7月1日（火）から、JR西日本の荷物輸送サービス「荷もっシュッ！」・「荷もっシュッ！Quick」が始まる。
山陽新幹線の停車駅間で荷物の輸送ができる、法人向けのサービスだ。 日中時間帯に走行する「みずほ号」・「さくら号」の旅客列車を活用し、荷物をスピーディに配送する。輸送業における「2024年問題」の解決とともに、地域活性化への貢献を目指すという。

利用方法

「荷もっシュッ！」は新幹線・特急列車の主な停車駅が対象で、2週間前までの事前予約が必要となる。
5箱を郵送した場合の参考料金は15,000円だ。 「荷もっシュッ！Quick」は、上下各線10便ほどが対象で、当日受付・即日配送ができる。配送対象駅は新大阪・広島・博多のみで、5箱郵送の場合の料金は30,000円～となる。

サービスの利用は、ジェイアール西日本マルニックスへの申し込み制。駅までの配送・集荷はオプションとなる。
本サービスは、JR西日本が実施する「イノベーション創出プログラム『アイディア公募制度』」によるものだ。同社社員からアイディアを募集し、今回の事業化に至ったという。