NEXER・MySaunaが「メンタルヘルスの不調」に関するアンケート結果を発表

働き方改革やワークスタイルの多様化に伴い、メンタルヘルスへの関心も高まりつつある。株式会社NEXERと株式会社MySaunaが、共同で「メンタルヘルスの不調」をテーマにアンケート調査を実施した。調査概要は以下の通りだ。

調査期間：2024年10月3日 ～2024年10月8日
調査機関：株式会社NEXER（自社調査）
調査対象：全国の男女
有効回答数：1000サンプル
調査方法：インターネット調査

半数以上がメンタルの不調を感じている

アンケートでは、日々の生活でメンタルの不調を感じている人が53.5％にのぼることがわかった。半数以上の人が、心の疲れや憂うつな気持ちなどを感じているようだ。

メンタルヘルスの不調をきたす、最も大きな要因としてあがったのは「職場環境」。職場でのストレスが、メンタルに影響を及ぼしていると感じている人が多い結果となった。 厚生労働省*によれば「メンタルヘルス不調により休業または退職した労働者の割合」は、2020年以降増加傾向にある。また「職業生活で強い不安、悩み、ストレスを感じている労働者の割合」は、1994年の57.3％から2022年には82.2％へと増加した。働き方改革が進む一方で、メンタルヘルスの不調に対する対策はやや遅れをとっていることが分かる。 ^{*参考元：厚生労働省「職場におけるメンタルヘルス対策の現状等」}

メンタルヘルスの不調を防ぐには

また「不調を感じている」と答えた人のうち、メンタルヘルス不調を感じさせないための意識をしている割合は44.7％となった。

具体的に意識して行っていることとしては「たくさん寝る」が23.8％、「運動する」が23.0％と特に多い結果となった。睡眠をとって心身の疲れをとったり、運動をして気分転換をしたりしてメンタルケアをはかる人が約半数を占める。 「その他」と回答した人も19.7％と3番目に多く、自分なりのリフレッシュ方法を実践していることがうかがえた。